韓国・誠信女子大学のソ・ギョンドク(徐坰徳)教授が「パリ五輪サイクル男子ロードレース競技で旭日旗を掲げた応援が登場した」として、国際オリンピック委員会(IOC)に抗議した。ソ・ギョンドク氏が5日、自身のSNSで明らかにした。
それによると、パリ・モンマルトルの丘の入り口に陣取った日本人が、自国選手を応援するために旭日旗を掲げた応援を繰り広げたという。東京五輪の男子サイクルロードレース競技でも旭日旗による応援が登場したとしている。
ソ・ギョンドク氏はIOCに「旭日旗は過去に日本がアジア各国を侵略する時に掲げた旗で、日本の軍国主義と帝国主義を象徴する」「旭日旗の再使用は過去に日本が犯した侵略戦争の歴史を否定することになり、アジア人には戦争の恐怖を再び想起させる行為」と説明した。そのうえ「IOCは旭日旗の歴史的背景をきちんと認知し、残りのパリ五輪期間中に二度と旭日旗による応援がないよう措置を取るべきだ」と主張した。
ネットユーザーらは「旭日旗が戦犯旗という事実をまだ知らないのですか?」「旭日旗を押収したり観客を退場させるべきではないですか?」などの反応を示した。
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