2024 年 11月 26日 (火)
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米韓の特殊作戦部隊が合同演習…「雨が降る中でも打撃能力を立証」

米空軍将兵らの自由落下訓練=米8戦飛提供(c)news1

米韓将兵らが先月15~31日、韓国陸軍特殊戦司令部の主催で、航空機を動員した特殊作戦訓練を合同で実施したことが確認された。

在韓米軍と韓国軍によると、実施されたのは、群山(クンサン)空軍基地での韓米連合交換訓練(Joint Combined ExchangeTraining、JCET)。在韓米特殊戦司令部(SOCKOR)、米空軍353特殊作戦飛行団、320特殊戦術大隊、群山(クンサン)基地の米第8戦闘飛行団、烏山(オサン)空軍基地に駐留する米第51戦闘飛行団などが参加した。

在韓米軍は公式ホームページを通じて、訓練現場を撮影した写真を公開した。写真には320特殊戦術大隊所属の兵士が群山基地上空で落下傘降下訓練をする姿が収められている。将兵らは米空軍MC-130J「コマンドII」多目的輸送機と韓国空軍MC-130J「ハーキュリーズ」輸送機を利用した。

軍関係者は「7月中旬に雨が降る状況でも将兵らは打撃能力を立証した。各参加部隊は希望した訓練目標を達成した」と説明した。

320特殊戦術大隊のレイモンド・レシック大尉は「この訓練は米韓特殊作戦要員が言語の壁を越えて戦術技術と手順を交換し、弱点や強みをよりよく理解できる機会を提供した。実際の有事の際、作戦で互いの力量を効果的に活用できるだろう」と話した。

今回の訓練期間には、群山基地で後続兵力を収容する手続きも練習した。米8戦闘飛行団は最近、朝鮮半島防衛任務に限らず、群山基地をインド・太平洋地域作戦のためのハブ基地にするという意思を明らかにした。

米8戦闘飛行団は「群山は単なる戦闘機基地ではなく、すべての任務に備えた戦力投入プラットフォームだ。群山はアジア全域にわたり米空軍の航空戦力を投入する重要な資産」と説明した。

(c)news1

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