韓国の大田(テジョン)と仁川(インチョン)で、小学生が友人のペットを虐待し、死に至らせる事件が相次いで発生し、市民団体が対策を取るよう訴えている。
市民団体「動物自由連帯」によると、大田では12歳の小学生2人が友人の家に侵入し、生まれて間もない飼い猫に殴るけるの暴行を加えて死なせた。2人は過去にもこの家に入ったことがあり、パスワードを調べて出入りした。学校の生活教育委員会で取り上げられたものの、2人は反省の態度を見せていないという。
仁川では小学生が友人のペット犬をマンションの窓から外に投げ、死なせる事件もあった。友人の親がこの小学生に「なんでこんなことをしたのか」と尋ねると「知りません」と答えるだけだったという。
動物自由連帯はインスタグラムを通じて2つの事件を伝えたうえ、「未成年者の動物虐待がますます深刻になっている。だが、我々の社会は満14歳未満(触法少年)の動物虐待犯罪を傍観している」と批判している。
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