韓国で最近、健康を維持しながらも楽しさを追求する「ヘルシープレジャー」トレンドが飲食文化にも広がっている。
そのため、アルコールやカフェイン(コーヒー)の代わりに、心身の安定に役立つお茶への関心が高まっている。
単にお茶を飲むだけではなく、お茶についての理解度を高め、お茶と一緒に提供されるデザートを楽しむ「ティーまかせ」(お茶+おまかせ)も人気だ。
7月26日午後、ソウル市鍾路区益善洞にある「ティーフェレンスソウル(Teaference Seoul)」を訪れた。ここはソウルの代表的な「ティーまかせ茶屋」として知られている。
店に入ると、忙しい都心の雰囲気とは違って余裕を感じることができた。狭くて賑やかな他のカフェとは異なり、ティーフェレンスソウルは広々とした空間にテーブルが点在しており、満席であるにもかかわらずゆったりとした雰囲気だった。
専門家によるティーまかせは、3階に位置した外部から独立した空間で1時間ほど進められた。特別な雰囲気だった。
この日、ティーまかせを担当したティーフェレンスの関係者は、5年目のベテランバリスタだった。
席ごとにこの日味わうことになるお茶がブレンドされ、容器に入っていた。お茶の匂いを嗅ぎ、関係者がお茶を製造する姿を実際に見ながら五感を刺激された。
一番最初にシグネチャーパープルティーにレモンで風味を加えた冷たいウェルカムティーがタルトなど手作りデザート3種とともに提供された。
ティーフェレンスの関係者は「普段は天気に合わせてウェルカムティーを提供するが、夏でもあり、清涼感を出すためにアイスドリンクを提供することにした」と説明した。
続いて、ペパーミントとパープルティーのブレンドで清涼感を加えたミントパープルティーが出た。
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