韓国ロッテホテル&リゾートが6月20日、釜山海雲台(ヘウンデ)4つ星ホテルの中の「1等」を自負して開館した「L7海雲台」を訪ねた。
「L7」はロッテホテル&リゾートのライフスタイルホテルブランドで、ミレニアル世代に新たな経験とインスピレーションを伝えるという哲学が込められている。
実際、韓国の明洞、江南、弘大、米国のシカゴ、ベトナムのハノイなど計6地域でローカル文化をうまく溶け込ませたホテルとして業界内で認められている。特に、トレンドをリードするMZ世代の宿泊率が高い。
そんななかで、L7海雲台が開館した。韓国国内ではソウル以外の地域で釜山に初めて上陸した初めてのL7であり、ホテルが位置する海雲台海水浴場前は4つ星級ホテルの熾烈な競争が繰り広げられている。
4つ星級ホテルのトップだった「新羅ステイ海雲台」と、イビスアンバサダー海雲台を買収し大々的な改装後に生まれ変わった「ソノムン海雲台」の目と鼻の先、徒歩1~2分で行ける距離に位置する。
多くの注目と懸念の中でのオープンとなった。
◇明洞、弘大、江南にはなく、海雲台には「あるもの」
「韓国の3つのL7より一段階進化したプロパティ(ホテルの全般的な施設)が感じられるはずです」
施設ツアーに同行してくれたL7海雲台のソ・グァンイル総支配人は、こう自信を示した。総支配人が言うように、ホテルのあちこちで「進化」した施設を見ることができた。
まず、規模が最も大きい。L7海雲台は延べ面積2万6896平方メートル、地下7階~地上19階規模で計383室の客室を備えている。
何よりもハイレベルの「非対面サービス」が印象的だ。真っ先に向き合うことになる3階メインロビーにはチェックイン・チェックアウト機能を備えたキオスク(無人注文機)6基が設置されている。
チェックインする際、宿泊客は予約情報を入力し、航空チケットに似た領収書とともに木製素材の客室キーを受け取る。チェックアウトはもっと簡単だ。ホテルのあちこちにあるキー返却箱に鍵を入れて退室すれば良い。
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