ソウル市庁駅付近で今月1日に発生した9人死亡の乗用車突進事故などで高齢ドライバーへの警戒心が高まる中、保護者の助けなしにはまともに歩くことすらできない高齢男性が車を運転する姿が捉えられ、騒ぎになっている。
韓国のオンラインコミュニティ「ボベドリーム」で7月24日に公開された映像は、京畿道城南市中院区(キョンギド・ソンナムシ・チュンウォング)の伝統市場前の道路で撮影されたものだ。
踏切にSUV車が止まっており、多くの通行人が行き来している。数分後、一人の男性と一緒に、体がとても不自由そうな高齢者が姿を現した。支えなしには一歩も歩けず、足はブルブル震えているように見える。かろうじて車に向かっているようだ。
驚いたことに、この高齢者は運転席に座ってハンドルを握り、「ブーン」というエンジン音を響かせて走り去った。
映像を見たネットユーザーたちは「とても怖い。本当に危険な行動だ」「あんな様子で運転免許適性検査を通過できるのか?」などと批判した。
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