韓国の俳優ピョン・ウソクの私設警護員による過剰な警備がファンらの怒りを買っている問題で、所属事務所が当該業者を警護業務から外すかどうか議論する。一部には既に警護業務からの排除を決めたとの報道もある。
所属事務所バロエンターテインメントは23日、MONEYTODAYの電話取材で、問題の警護業者の変更について「慎重な状況。当分、出国の日程がないため今後議論する」と明らかにした。
ピョン・ウソクは12日、アジアファンミーティングツアーのため仁川(インチョン)国際空港から香港へ出国。その際、警護員が本人の空港入りに合わせて進入ゲートを塞いだり、客にライトを浴びせたりし、搭乗客の航空券を検査までした。その映像がオンラインコミュニティとSNSで共有され「皇帝警護」と批判された。
事務所は「道義的な責任感を痛感する。今後は多くの方々に迷惑をかけないよう確認し注意する」と謝罪した。
騒動は17日の国会国土交通委員会全体会議でも取り上げられ、同公社のイ・ハクジェ社長は「私設警護会社が他の乗客のパスポートや搭乗券を検査し、写真撮影を妨害する目的で他の乗客にフラッシュを浴びせたのは違法行為である。責任を問い、再発防止対策を講じる」と述べていた。
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