韓国の農心や三養食品などをはじめとする「K-ラーメン」の勢いが止まらない。
韓国貿易協会のK-statによると、今年6月までのラーメン累積輸出金額は5億9020万ドルで、前年同期の4億4604万ドルに比べて32.3%増加した。
昨年1年間のラーメン輸出額は9億5240万ドルで、過去最高を記録した。今年に入ってからの勢いを考えると、今年は10億ドル台に突入する可能性が高い。
特に輸出が好調なメーカーは三養食品だ。昨年10万ウォン前半台だった株価は先月21日に70万ウォン台まで急騰し、現在も60万ウォン台を維持している。
三養食品プルダックは米国・欧州での人気が高まり、生産が需要に追いつかない状態だ。米国の主要流通網で拡大を見せ、ウォルマートは今年、全店舗で商品を置く予定だ。来年、密陽第2工場が完成すれば、生産量は40%ほど増える見通しだ。
三養食品のプルダックブランドを巡っては、デンマークの獣医食品庁が最近、一部製品に対し、「過度に辛い」という理由で一時リコール措置を取り、その後撤回した。こうしたニュースを通じ、逆に商品が知られ、広報効果を発揮したとみられている。
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