韓国の上半期の輸出額が過去2番目の高さとなっており、初めて日本の輸出額を超えるかどうかに関心が集まっている。
産業通商資源省などによると、今年上半期の韓国の輸出額は、前年比で9.1%増の3348億ドルを記録した。これは3505億ドルだった2022年上半期の輸出額に続いて2番目だ。
最大輸出品目の半導体は、上半期で前年比52.2%増の567億ドルとなり、好成績を牽引している。もう一つの輸出の柱である自動車も同様に、上半期で過去最大の370億ドルを記録した。
こうした好調ぶりから、今年は史上初めて輸出実績が日本を超えるのではないかとの観測が高まっている。
日本が世界貿易機関(WTO)に申告した今年1月から4月までの輸出額は2267億ドルだった。同期間で比べると、韓国は2196億ドルで、約70億ドルだけ下回っていた。
今年上半期の日本の輸出額は公式には出ていないが、約3386億ドルと推計され、韓国の輸出額との差は約38億ドルに縮まっている。
産業通商資源省は、韓国の輸出上昇の勢いは今年下半期も続くと予想している。
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