2024 年 11月 27日 (水)
ホーム社会「入れ墨を理解してくれとは言わない。適度に無関心でいてほしい」…韓国「両腕に彫物」男性の訴え、ネット上で物議

「入れ墨を理解してくれとは言わない。適度に無関心でいてほしい」…韓国「両腕に彫物」男性の訴え、ネット上で物議

(c)news1

入れ墨に対する社会的偏見を払拭して「ただの入れ墨好きの人なんだ」という気持ちで接し、その行為を尊重してほしい――両腕に入れ墨をした韓国の男性によるこうした訴えがオンラインコミュニティで話題になっている。

この男性は、右腕に丹頂鶴と八重桜、左腕には蓮の花と鯉の入れ墨がある。さらに唐草模様の入れ墨も追加するという。

そもそも入れ墨を始めた理由について、次のように語っている。

「私の体に東洋画が彫られているという状態がうれしかった。年を取ってもさらに彫りたい。『良い絵が欲しい』と思うのと同じような感覚だ。特にシャワーを浴びる時には何とも言えない満足感がある」

もちろん周囲の人々が自分を見た時に違和感や警戒心を抱くのは理解できる。入れ墨を不思議に思うかもしれないと理解している。

そんななか、男性が周囲に求めるのは、入れ墨への理解ではない。「適度な無関心さ」だという。タトゥーがあれば、ただ「タトゥー好きの人」、バイクに乗れば、ただ「バイク好き」、整形した人には「整形して幸せになりたかったんだ」という視線を向ける。先入観を持つのではない。「入れ墨でもバイクでも何でも見たくないと感じたら、すべてが迷惑で不快なことになってしまう。偏見を持たず、適度に無関心になり、互いを尊重しながら生きよう」

こうした投稿に対し、ネットユーザーらは「タトゥーに対する偏見は仕方がない。特に入れ墨は理解できない」「偏見ではなく経験に基づくデータだ」「周りを見ても、入れ墨がある人で人柄の良い人を見たことがない」「入れ墨をするのも自由。入れ墨をした人を悪く思うのも自由」「入れ墨があるからといってヤンキーとは限らない。だがヤンキーには入れ墨がある」などの反応を示した。

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