食事前にお祈りする敬けんな姿まで見せた一行が、飲食店で4万2000ウォン（約4800円）の食い逃げをした話が7日の韓国JTBC「事件班長」で取り上げられた。
現場はソウル市麻浦区（マポグ）の飲食店。経営者が公開した映像には、にぎやかな飲食店に陣取る一団が映っている。彼らは注文した料理が出ると頭を下げて祈った後、食事を始め、終えるとつまようじを手にレジに向かった。
経営者は「彼らは60～70代に見えた。支払わずに店を出ていったが、気付いたのは売り場が休み時間になってからだった」と話した。
この日は特に客が多く、店が食べ物を出す順番が前後することもあった。この一行は他の客の注文が先に出ると「なぜ先に来た私たちのほうが遅いのか」と何度も店員を問い詰めたという。
経営者は「それに腹を立てて食い逃げをしたのか。まだ警察に通報していないので、放送を見て支払いにきてほしい」と述べた。
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