2024 年 11月 27日 (水)
ホーム社会片足切断、それでもまた両足で歩く母…韓国で感動呼ぶ「娘が撮影した映像」

片足切断、それでもまた両足で歩く母…韓国で感動呼ぶ「娘が撮影した映像」

インスタグラムのキャプチャー(c)NEWSIS

希少がんで片足を切断した女性が松葉杖なしに義足をつけて両足で歩けるようになったという話が韓国で伝えられ、感動を呼んでいる。

ユーチューブチャンネル「ハッサンHAESUN」とインスタグラムに先月26日、その女性、チョン・ヘソンさん(45)が「松葉杖なしで初めて歩きました」という映像をアップした。

映像には、チョンさんが左足に義足をつけたまま、歩く姿が映し出されている。両腕を広げてバランスを取りながら、前に一歩一歩踏み出した。

後ろには、母親が倒れないか心配する息子の姿が。撮影していた娘は「気をつけて」と心配そうに声をかけた。

チョンさんは、超希少がんの一つである炎症性筋線維芽細胞性腫瘍を患い、2年前に左骨盤から切断した。

2019年にがん診断後、抗がん剤治療を受けたが効果がなく、がんが左太もも全体に転移し、生死の境をさまよった。

「私が果たして松葉杖を置いて歩けるかとても心配だったが、自信がついてきた。しばらく停滞期があるだろうが、そういう時期もあればまた立ち上がれる時期もあるだろう。もしまた倒れても立ち上がる勇気がだんだん湧いてきた」

このようなチョンさんの事情が伝えられ、ネットユーザーたちも応援メッセージを送っている。

あるネットユーザーは「ゆっくりと少しずつ一歩二歩進んでいくと、いつのまにか片手にはアイスアメリカーノを持って、もう片手には娘の手を握って、笑いながらのんびり公園の散歩をする日がすぐに来るでしょう」と書き込んだ。

(c)NEWSIS

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