ソウル市庁駅付近で1日起きた乗用車の突進事故に絡み、車を運転していた容疑者(68)が現地警察の調べに対し、「車の動作がおかしく、急発進した」と供述していることがわかった。容疑者は一部メディアに対しても同様の話を伝えている。
現地警察は容疑者を交通事故処理特例法上の業務上過失致死傷の疑いで立件し、拘束令状の申請を検討している。
容疑者は事故で肋骨を骨折し、治療を受けている。警察は入院先のソウル大学病院で、4日午後2時45分から同4時50分まで取り調べを進めた。この際、容疑者は「事故当時、ブレーキを踏んだが硬かった」と強調した。
これに先立つ2日、車に同乗していた容疑者の妻も警察の参考人聴取に対して「ブレーキが効かなかったようだ」と供述している。
事故は1日午後9時27分に発生し、市役所職員2人と銀行職員4人、病院職員3人が死亡し、7人が負傷した。
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