韓国の光州(クァンジュ)地裁はこのほど、特定犯罪加重処罰法の報復脅迫、監禁などの罪に問われた被告の男性(28)に懲役2年の実刑判決を言い渡した。
判決によると、男性は1月末から3月初めにかけて、元交際相手に対して継続的にストーカー行為を繰り返した。別れを切り出された1月末ごろには、自分の車に被害者を閉じ込めて約2時間にわたって「私とずっと付き合わなければならない」と迫った。
被害者がデートDV(暴力)で通報した際には、住居地に侵入して報復しており、裁判所からストーカー行為の中止と100メートル以内への接近を禁じる命令を受けていた。
しかし、男性はそれ以後も348回にわたって携帯メールなどを送り、3月初めには再び「話をしよう」と言って被害者を車内に1時間ほど監禁したという。
地裁は「被害者は処罰を強く望んでいないが、実刑は避けられない」と述べた。
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