2024 年 11月 26日 (火)
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韓国・大企業の6割「下半期の輸出、前年比で増加する」と予想

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韓国大企業の半数以上が、今年下半期の輸出について、昨年同期比で「増加する」と予想していることが、韓国経済人協会の「2024年下半期輸出展望調査」でわかった。

同協会は、市場調査専門機関のモノリサーチに依頼し、12大輸出主力業種を営む売上高上位1000大企業を対象(152社回答)に調査した。それによると、回答企業の63.2%が、下半期の輸出が昨年同期比で「増加する」とし、36.8%が「減少する」との予想を示した。

業種別にみると、▽船舶(100.0%)▽石油化学(75.0%)▽バイオヘルス(72.7%)▽自動車部品(70.0%)▽電気・電子(68.3%)――などの順だった。

輸出増加を見込む主な理由としては、「業況改善による需要増加」(35.4%)、「新技術開発など製品競争力強化」(15.6%)などを挙げた。

一方で、回答企業の79.0%は、今年下半期の輸出採算性(輸出を通じて企業が稼ぐ利益の水準)が昨年下半期と比べてほぼ同じ(50.0%)か、悪化(29.0%)するものと予想した。輸出採算性の改善を見込んだ企業の割合は21.0%に止まった。

採算性悪化の主な要因としては、「原油、鉱物など原材料価格の上昇」(38.7%)、「輸出単価の引き下げ」(22.7%)、「為替レートの上昇による輸入費用の増加」(13.6%)などが挙げられた。

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