韓国で、MZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)会社員の約半数が現在の職務に不満を持っていることがわかった。
就職情報サイト「ジョブコリア」が、MZ世代の会社員209人を対象に現在の「職務満足度」に対するアンケート調査を実施した。その結果、49.3%の会社員が「現在の職務に満足できない」と答えた。
職務満足度が最も低い職務は、顧客相談・サービスと営業・営業管理職で、66.7%が職務に不満足だと答えた。これに財務・会計職(62.5%)、デザイン職(62.4%)、生産・現場職(56.5%)などが続いた。
職務に満足できない理由は、「頻繁な夜勤など仕事量が多すぎる」(31.1%)が最も多く、「年俸が低い」(30.1%)、「職務ビジョンが不透明だ」(29.1%)、「適性や夢と異なる業務だ」(25.2%)などが続いた。
「職務に不満足で、離職するつもりがあるか」と尋ねると、50.5%が「そうだ」と答えた。現在、転職を考えている会社員が79.6%もいた。
半面、職務満足度が高い職務は、企画・戦略職で、72.7%が現在の職務に満足していると答えた。これにマーケティング・広報(66.7%)、IT・開発職(58.1%)などが続いた。
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