2024 年 11月 26日 (火)
ホーム社会ソウル・夏の地下鉄の一番涼しい所は「優先席」…一番暑いところは「中央部」

ソウル・夏の地下鉄の一番涼しい所は「優先席」…一番暑いところは「中央部」

ソウル交通公社の地下鉄車内=ソウル交通公社提供(c)news1

夏場のソウル地下鉄の車内で温度が最も低いところは優先席周辺、温度が最も高いところは中央部だ――ソウル交通公社は20日、こう明らかにした。車内の冷気の自然な流れで、このような構図が形成されるという。

公社が冷房を稼動させ、電車内部の温度を測定した結果、座席の位置によっては温度差が2~4度、大きくは6度まで広がった。

寒さを感じやすい乗客は一般車両に比べて冷房温度が1度高く保たれている「弱冷房車」を利用するのも方法だ。弱冷房車は1・3・4号線では4・7号車、5・6・7号線では4・5号車の車両、8号線では3・4号車の車両だ。2号線は混雑度が高いため、弱冷房車を連結していない。

夏季の一般車両の冷房機設定温度は24度だ。

混雑度が上がるほど車内の温度も上がる傾向があり、これを考えて席を選ぶのも方法だ。ソウル交通公社の公式アプリである「また乗る地下鉄」で列車内の混雑度情報を確認できる。

2号線本線と3号線はリアルタイムで混雑度を提供し、1号線と4~8号線は直前3カ月間の曜日別10分平均混雑度を分析した統計的な混雑度情報を提供する。

平年より早く暑さが始まった今年の冷房に対する苦情は、3月まで3万件台(3万5940件)にとどまっていたが、4月から9万967件に急増した。

(c)news1

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