韓国の済州(チェジュ)航空はエンターテインメント企画会社「アンテナ」所属と協約を結び、同社所属のキュヒョン、イ・ミジュ、チョン・ジェヒョンらアーティスト12人を胴体にラッピングした航空機を運航させた。
両社は▽ラッピングした航空機の運営▽機内音楽の製作▽共同コンテンツの企画立案――などを通じた顧客サービス開発について協力。今回のラッピングを「空飛ぶ広告」と位置付けている。
来月には機内の壁や窓にアーティストが歌う「旅行歌」の歌詞をラッピングし、仁川(インチョン)と大阪、福岡、静岡、広島などを結ぶ路線に1年間投入する計画もある。
済州航空は昨年もグループBTS(防弾少年団)のデビュー10周年を記念してメンバーやキャンペーンのスローガンをラッピングした機体を運航した。
このほか、ティーウェイ航空がピカチュウなどのキャラクター、大韓サッカー協会の公式スポンサーであるアシアナ航空が韓国代表選手のソン・フンミンらのイメージをラッピングした機体を運航させた例がある。
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