2024 年 11月 25日 (月)
ホーム社会こすってしまった他人の車、ペンキで上塗りして“証拠隠滅”…それでも韓国警察「財物損壊?難しい」

こすってしまった他人の車、ペンキで上塗りして“証拠隠滅”…それでも韓国警察「財物損壊?難しい」

ボベドリームキャプチャー(c)NEWSIS

どこかの車が私の車をこすったあと、ペンキでその部分を塗って隠そうとした――こんな話題が13日、韓国のオンラインコミュニティのボベドリームに投稿された。

投稿者は先月27日、「事故」に遭った。最初は気づかなかったが、6月6日に洗車していたところ、ボディーをこすられたような痕跡を発見した。ブラックボックスを確認すると、問題の場面が映っていた。

投稿者の車の左側で別の車が駐車しようとしていた。その時、その車が投稿者の車の左側バンパーやホイール、ライトの部分をこすっていたという。そのうえ、加害者とみられる人物が事故後、投稿者の車の色と同じ白いペンキで痕跡を消そうと上塗りしていた。

投稿者は、この事故があった日、車に乗ろうとすると、不審な人物がうろついていたため、最初は「泥棒か」と思った。しかし、車のロックが正常だったため、問題ないと判断した。「酒に酔ったただのおじいさんだと思った。事故を起こし、ペンキを塗っているとは想像もしなかった」という。

その後、投稿者は事件を警察に届け出て、加害者を特定した。

投稿者は警察から「財物損壊の立件は難しい」と言われたという。車載カメラには事故の場面だけが録画されており、近隣の防犯カメラでも加害者が投稿者の車と本人の車の前後を歩き回る姿だけが収められていたという。

投稿者は「警察は財物損壊の適用が難しいというが、物損逃走や財物損壊罪も成立しないというのは本当だろうか。加害者が容疑を認めているのに、刑事処罰を受けさせることはできないのか。加害者からの謝罪もなく、いったい、どうしたらいいのか」と不満をつづった。

(c)NEWSIS

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