ソウル市が6日、汝矣島(ヨイド)・盤浦(パンポ)・トゥクソム漢江公園で3月から試験的に運営している「4人乗り自転車」のレンタルについて総合安全対策を準備すると明らかにした。
市は3カ月間に90台を運営し、計1万616件をレンタル。家族やカップルに人気がある半面、安全面での苦情があり、事故も続いているため対応に乗り出すことにした。
まず、4人乗り自転車の運営台数を半分の45台に減らし、漢江公園内の混雑度を緩和。坂道があって事故の危険が高く、10月まで国際庭園博覧会が開かれるトゥクソム漢江公園ではレンタルを中止する。
特に汝矣島・盤浦漢江公園内では自転車道路幅が5.2メートル以上の平地区間を4人乗り自転車専用運行区間に指定する。4人乗り自転車の幅が110センチあるため、歩行者や一般の自転車と安全に通行できるよう配慮した。
また、4人乗り自転車のレンタル対象を現行の12歳以上から満19歳以上の成人に限定する。飲酒運転禁止や乗車人数順守などを盛り込んだ「4人乗り自転車安全規則」も作る。
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