再生回数を上げるために道の真ん中で凶器を振り回し、市民に暴行した韓国の40代のユーチューバーが実刑を言い渡された。
韓国の大田(テジョン)地裁はこのほど、暴力行為など処罰に関する法律違反や公務執行妨害、暴行などの罪で起訴されたユーチューバーの被告(40)に懲役4年を言い渡した。
被告は昨年11月5日午前1時55分ごろ、大田市東区の通りで凶器を振り回しながら周囲を脅した罪で起訴された。制止しようとした被害者を数回殴るなどし、暴行を止めに入った別の被害者の顔を殴ったとされる。
目的はユーチューブチャンネルの閲覧者を増やすためだった。
被告側は「被告にはうつ病、怒り調節障害などの精神疾患があり、物事の弁別力や意思決定能力が衰弱していた」と主張した。
地裁は、被告が精神疾患で治療を受けていた事実は認めたものの「意思決定能力が弱かったとは考えにくい」と判断。「面識のない人に暴力を振るうなど悪質だ」と述べた。
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