韓国の歯科医師で女性ユーチューバーのイ・スジン氏(55)氏がストーカーから「殺す」と脅迫され、経営していた歯科を先月廃業した。ただ、前払いを受けた治療費の一部を返していないとして問題視されている。
歯科側は患者たちにメールを送り「5月30日付で廃業する。イ・スジン院長のストーカーが出所後も加害行為を続け、歯科を続けられなくなった」と伝えた。
イ・スジン氏は昨年4月から自身のSNSでストーカー被害を訴えてきた。手紙を公開して「監獄に行ったストーカーから殺害予告の手紙を受け取った」と明らかにしていた。そこには「来年5月には出る。阻止してみろ。どうせ皆殺す」とあった。
ただ、廃業前に前払いを受けた治療費を払い戻していないという声も上がっている。ある患者はメディアの取材に「歯科側は、今後の治療は他の歯科で受けられるという。私は他の歯科で治療を受けるのが難しいので前払い分を返すよう要請したが、受けられなかった。抗議したらSNSを遮断された」と語った。イ・スジン氏はこの件について立場を明らかにしていない。
イ・スジン氏はソウル大歯学部出身ユーチューバーとして活動している。
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