韓国全羅北道(チョルラブクド)のソ・ゴソク特別自治道教育監が7日、教権侵害問題が起きた全州市(チョンジュシ)の小学校を訪れ、「今後このようなことが起きないようにする」と教員たちを慰めた。
問題の事案は3日午前に発生。児童が教頭をののしったうえ、何度も頬を叩いたり、腕をかんだりした。また、これを知った母親が小学校に乗り込み、担任教師の腕を殴った。
この児童は問題を起こして転校を7回も繰り返しており、強制転校の措置も2回受けたことがある。
学校関係者は「児童が転校してきて以後、ほとんど毎日このようなことが発生した。子どもの母親とも数回面談をしたが無駄だった」と話した。
ソ・ゴソク教育監は「被害教員がこれ以上苦痛を受けることなく、正常な教育活動がなされるよう全ての措置を取る」と約束した。
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