韓国の1人当たり国民総所得(GNI)が3万6000ドルを超え、初めて日本を抜いた。数年内に国民所得が4万ドルに達する可能性が出てきた。
韓国銀行は5日、国民所得暫定統計を発表し、昨年の実質国民総所得(GNI)が前期比2.4%成長したと明らかにした。第1四半期の実質GDPは前期比1.3%増加した。
昨年の1人当たりGNIは、韓国は3万6194ドル(約567万円)。人口5000万人以上の国のうち、米国▽ドイツ▽英国▽フランス▽イタリア――に続き6位になると予想されている。日本は3万5793ドルだった。
ただ、韓国が日本を抜いたのは、日本の超円安政策など為替レートの影響も大きかったと分析されている。
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