韓国・忠清南道天安市所属の女性公務員が、老夫婦のために米10㎏を頭に載せて長い距離を歩き、バス停まで持ち運んだという話が伝わり、話題になっている。
天安市東南区木川邑に住むある老夫婦は、公務員A氏に感謝の気持ちを込めた手紙を送った。
「天使のようなお嬢さんへ」で始まる手紙には「本当にありがとうございます。お嬢さんの助けがなければ私たち2人が幸せに暮らせただろうか」と書かれ、「いくら高齢者が大変だと言っても、米10㎏をバス停まで運んでくれる人がいるだろうか」と思いがつづられていた。
また、老夫婦は「私たちが世を去るまで、あなたの恩は忘れません」と話した。
公務員A氏は2022年1月に木川邑の行政福祉センターに配属され、多くの請願人に親切にしてきたことで知られている。先月8日には、A氏が担当していた対象者が亡くなると、普段A氏に感謝の気持ちを持っていた対象者の子どもが100万ウォン相当を同行政福祉センターに寄付した。
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