韓国の小学校で3年生の児童が教頭に暴言を吐き、暴行を加える事件が発生した。
全北(チョンブク)CBSによると、3日午前、全北全州(チョンジュ)の小学校で3年生児童が無断で早退するのを教頭が阻んだ。映像を見ると、児童は教頭に向かって何度も悪口をぶつけ、ほおをたたくなどしている。別の日には教頭の腕をかんだりつばを吐いたりしたという。
撮影した同校の教師によると、結局、児童は早退し、その後、学校を訪れた児童の母親が担任教師に暴行を加えたという。
この児童は他の学校でも騒ぎを起こし、先月、同校に強制転校措置を受けたばかりだった。暴行を受けた教頭はCBSに「このようなことが繰り返し起きている。治療が必要なのに保護者が同意しないのが最も大きな問題だ」と話した。
全北教師労組のチョン・ジェソク委員長は自身のフェイスブックでこの件に触れ、「治療が必要に見える。市が親の放任を戒め、教師の教育活動侵害、他の生徒の学習権侵害を防ぐべきだ」と書いた。
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