韓国で就職の面接で必ずと言っていいほど尋ねられる「履歴書の空白期間に何をしていたのか」という質問に対し、ネットユーザーからさまざまな意見が飛び交った。
最近あるオンラインコミュニティに「最近、長期失業者が多い理由は面接の時に『空白』の質問をされるからだと思う」というタイトルの文が上がってきた。
投稿者は「韓国は『空白』への反応がとても厳しい。少し休むことだってあるのに、それを絶対に容認できない空気がある」と指摘した。
受験の失敗や健康問題など誰にでもいろんな事情がある。ただ、韓国社会には「生産的なことをしていた」と納得させるだけの答えを伝えなければならない雰囲気がある――と強調した。
そのうえで「学歴、スペックがいい子は、さらに過度にスペックを作り、長期失業者はそれを見てまた淘汰された気になって萎縮する。面接のたびに『空白』を質問されて縮こまり、さらに長期失業者になって無気力になり、引きこもりになる」と指摘した。
オンラインコミュニティには「確かに空白期間の質問は以前から気に入らなかった」と共感する意見が多かった。一方で「履歴書を見て『この間、何をしていたか』という質問は必須だ」という意見もあった。
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