2024 年 11月 26日 (火)
ホーム経済流通「進退両難」韓国免税店、外国人客単価220万→125万ウォン43%↓…不振続く

「進退両難」韓国免税店、外国人客単価220万→125万ウォン43%↓…不振続く

仁川国際空港免税店(c)news1

韓国国内免税店を先月訪れた外国人旅行者の客単価が1年でほぼ半分になったことがわかった。ウォン安ドル高の影響で、客単価の高い中国の団体観光客より個人観光客が大半だったことなどが影響を及ぼしたものと解釈される。

韓国免税店協会によると、4月に国内免税店を訪れた外国人は80万人で、前年同月(44万人)より81.6%増加した。しかし、外国人の売り上げは同期間、9654億ウォンから9950億ウォンと、3.1%増に止まった。

単純計算すると、同期間の外国人客単価は220万ウォンから125万ウォンへと43.2%減少した。

ある免税店の関係者は「団体観光客が来るが、中国より東南アジア中心なので客単価が低い。過去のように団体パック旅行を受け入れるのが現実的に難しく、個人観光客と内国人の誘致に注力している」と話した。

韓国の免税店を4月に訪れた韓国人は154万人、売上高は2556億ウォンで、前年同月比では28.7%、22.0%それぞれ増加した。ただ、前月比では韓国人の数は1.4%減り、売り上げは0.6%増で、ほぼ横ばいだった。

免税業界関係者は「4月には大学の授業が始まり内国人の旅行需要が減る。ウォン安も一部影響しただろう」と見た。

(c)news1

RELATED ARTICLES

Most Popular