韓国のトップ歌手イム・ヨンウンが昨年、所属事務所のムルゴギミュージックから200億ウォン台(1ウォン=約0.11円)に達する収入を支給された。
金融監督院の電子公示システムに22日提出されたムルゴギミュージック監査報告書によると、イム・ヨンウンが昨年、ムルゴギミュージックから受け取った収入は精算金を含め約234億ウォン(約26億5000万円)水準と推定される。
ムルゴギミュージックは昨年、イム・ヨンウンに対する用役費として約193億ウォンを支出した。現在、未精算金は31億ウォン、イム・ヨンウンの配当金は10億ウォンだ。
イム・ヨンウンは2015年に設立されたムルゴギミュージックに所属する唯一のアーティストであり、持分50%を保有した株主だ。ムルゴギミュージックのシン・ジョンフン代表はイム・ヨンウンが2020年、TV朝鮮「ミスタートロット」1位を占めてスターダムに上がる前から、イム・ヨンウンと行動をともにしたことで有名だ。
ムルゴギミュージックの昨年の売上高は360億5600万ウォンで、前年(356億9800億ウォン)とほぼ同じだ。イム・ヨンウンの潜在的財産であるムルゴギミュージックの企業価値は高まり、今後の未来価値を考慮しない単純純資産だけで236億ウォンで、前年(171億ウォン)比38%増となった。
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