酒に酔って暴れる20代男性に暴力をふるっで、瀆職(とくしょく)暴行容疑で監察に付された49歳の警衛(警部補)について、ソウル冠岳(クァナク)警察署は13日開いた懲戒委員会で解任処分を決めた。
瀆職暴行は公務員が職権を乱用して容疑者を暴行する行為をいう。警察公務員法では瀆職暴行は、停職・降格・解任など重い懲戒処分を下せると規定する。
警衛は昨年10月15日午前1時30分ごろ、地区隊で逮捕された20代男性の頬を8回殴った疑いがもたれている。
男性は泥酔状態でタクシー運転手に暴力をふるい、現行犯逮捕されていた。男性は地区隊でも約30分間、警察官をからかったり女性警察官にセクハラを働いたりしていた。警衛の瀆職暴行はこの過程で発生した。
警衛は男性に謝罪し、示談金500万ウォンを払ったが、結局、解任されることになった。警衛は告発されたが、検察は起訴猶予とした。
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