韓国で結婚仲介業者を通じて国際結婚する場合、初めて顔を合わせてから約9日後に式を挙げていることが、女性家族省の2020~2022年結婚仲介業実態調査結果でわかった。
調査は国家公式統計で3年に一度実施される。今回は国際結婚仲介業者347社と、これを通じて結婚した韓国人配偶者1246人、外国人配偶者439人を対象にした。
まず、結婚仲介業者を通じて国際結婚した夫婦が、お見合いから結婚式までかかる期間は平均9.3日だった。3日以内に結婚式を挙げる割合は25.1%に達し、場合によって見合い直後の翌日に結婚式を挙げる人もいた。
結婚式前の見合い方式も▽「十分に時間をかけ、1人の相手と1対1で出会った」56.6%▽「短時間で数人と1対1の出会い」(31.4%)――などだった。
韓国人配偶者は86.5%が40歳以上だった。50歳以上は2017~2019年には20.6%だったが、今回の調査では30.8%まで増加した。半面、外国人配偶者は19~24歳が37.3%、25~29歳23.3%など大部分が20代だった。
外国人配偶者の国籍はベトナムが80%で最も多く、カンボジア11.9%、ウズベキスタン3.1%、タイ2.9%、中国0.6%の順だった。うち91.9%は結婚生活を続けていたが、3.7%は離婚、2.8%は家出、1.5%は別居して離婚手続きを準備中だと答えた。
韓国人の国際結婚仲介手数料は平均1462万6000ウォン(1ウォン=約0.11円)だった。これとは別に、入国前の生活費や現地婚姻届など追加費用として平均469万ウォンを支払った。国際結婚に通常1932万ウォン(約220万円)程度をかける計算になる。外国人配偶者も仲介手数料として平均87万5000ウォンを支払った。
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