ソウル南部地裁はこのほど、カラオケ店で知人男性に暴力を振るい、髪の毛を引きちぎったとして特殊脅迫や暴行などの罪に問われた女性被告(41)に懲役4月、執行猶予2年の判決を言い渡した。
判決によると、被告は昨年2月19日、ソウルのカラオケ店で酒に酔い、男性(36)の頭を数回殴って頭頂部の毛を引きちぎるなどした。2人は共通の知人を介して知り合い、この日会ったのは2回目だった。
男性から「殴らないで」と懇願された被告は「だったらお前も殴れ。私はお前を殺せる」と言い、ビール瓶を手に取って脅迫したという。
地裁は「被害者は頭部の髪の毛が相当量抜け、しばらく脱毛の可能性があるということで苦しんだ。被告は暴力犯罪で罰金刑を受けた前歴もある」と指摘した。
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