韓国で長期間の物価高が続き、1人暮らしの世帯が最も大きな打撃を受けている。
統計庁の「2024年第1四半期家計動向調査結果」によると、今年第1四半期都市勤労者中1人世帯の月平均消費支出は191万8000ウォンで、前年同期比で5.5%増加した。
これは2人(2.3%)、3人(2.9%)、4人(-0.3%)、5人以上(0.9%)など、多人世帯と比べて最も大きな増加幅だ。
特に必須材に分類される食料品・ノンアルコール飲料に対する1人世帯の支出を見ると、その増加傾向はより顕著だった。
今年第1四半期の1人世帯の食料品・ノンアルコール飲料の月平均支出は、前年同期比で15.4%増の19万4000ウォンだった。
多人世帯の食料品・ノンアルコール飲料の支出増加幅は、▽2人世帯6.6%▽3人世帯5.6%▽4人7.1%▽5人以上1.8%――などだった。すべての世帯のうち1人世帯だけが、食料品支出に2桁の上昇率を示した。
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