韓国で、酒に酔って路上で寝ていた現職警察官A氏(40)が、通報を受けて出動した警察官を暴行する事件があった。水原地裁はこのほど、公務執行妨害の罪に問われたA氏に、罰金500万ウォンの罰金刑を言い渡した。
A氏は京畿南部警察庁所属。昨年8月26日午前2時55分ごろ、京畿道水原市のある路上で酒に酔って寝転び、通報を受けて出動した警察官に悪口を言い、胸のあたりを足で蹴った罪に問われた。
被害に遭った警察官は、A氏を起こして場所を移動させようとしたところ、暴行されたという。A氏は自分を止めようとする別の警察官に対しても腰のあたりを足で蹴った。
地裁は「被告は警察官に暴行し、正当な職務執行を妨害しており、罪責は重い」と指摘しながらも、前歴がない点や犯行を認めている点などを考慮し、罰金刑とした。
(c)news1