韓国で先月の就業者数が、1年前に比べ26万人以上人増えた。3月の前年比増加幅は10万人台だったが、大幅に回復した。
統計庁が17日発表した「2024年4月雇用動向」によると、先月の就業者数は2869万3000人で、1年前より26万1000人増えた。今年1~2月は2カ月連続で、1年前からの増加幅が30万人台だったが、3月は10万人台に落ちていた。
先月の就業者数の回復の背景には、好調な輸出と介護需要の増加があり、製造業、保健福祉、情報通信などの分野で就業者が増えた。
さらに年齢別に見ると、60歳以上の増加幅は29万2000人で、65歳以上は28万7000人、70歳以上は17万1000人、75歳以上は9万人だった。一方で、20代と40代の就業者の増加幅は、それぞれ7万7000人、9万人にとどまり、低調だった。
(c)NEWSIS