韓国ネイバーウェブトゥーンの日本ウェブトゥーンサービス「LINE漫画」が「俺だけレベルアップな件」ウェブトゥーンをサービスするとプラットフォーム業界の関心が集まっている。ライバル会社のカカオピッコマが日本で5年間独占公開したコンテンツを今になって契約を結んでサービスするためだ。
LINEマンガは最近、「俺だけレベルアップな件」のIPを保有しているD&Cメディアの日本合弁会社「Studio Moon 6」と「俺だけレベルアップな件」の流通契約を締結した。世界的に「俺だけレベルアップな件」ほどのグローバルメガヒット作が出たのが初めてだが、LINEマンガとカカオピッコマのようにライバル関係であるプラットフォームで同時に流通するのも異例だという。
これは、「俺だけレベルアップな件」のアニメーションとゲームが現在、大きな人気を集めているためだ。1月、日本の「A-1 Pictures」で制作したアニメーション「俺だけレベルアップな件」はネットフリックスで放映され、今までアニメーション部門の上位圏を維持している。ネットマーブルが8日に発売したゲーム「俺だけレベルアップな件:ARIZE」は13日、アップルAPPストアで日本での売り上げ3位を記録した。
このように、アニメーション「俺だけレベルアップな件」が安定した人気を維持し、ゲームまでヒットすれば、原作のウェブトゥーンを訪れるファンも増える――この判断のもと、LINEマンガも流通に参入したというのが業界の分析だ。実際、カカオピッコマで「俺だけレベルアップな件」は今もスマトゥーン総合人気1位を記録し、引き続き新規読者を増やし続けている。作品への「いいね」の数は約2億2200万件で総合10位圏の中で最も高い。
(c)MONEYTODAY