韓国コンビニ“ツートップ”であるGS25とCUが今年第1四半期の実績でも激しい接戦を見せた。売り上げはGS25が多かったが、営業利益と店舗数ではCUが上回った。
両社の第1四半期の売り上げ格差は2022年の635億ウォン(1ウォン=約0.11円)から今年145億ウォンまで縮まった。業界の一部では今年初めてCUがGS25の売り上げを超えるのではないかという見方も出ている。
GSリテールの第1四半期の売り上げは前年同期比5.4%増の1兆9683億ウォン、営業利益は15.9%増の263億ウォン。新規店舗出店に伴う運営店増加で売り上げが伸び、営業利益も増えた。
一方、CUを運営するBGFリテールの連結の同期売り上げは5.6%増の1兆9538億ウォンだった。営業利益は11.9%減の370億ウォンだった。店舗数の増加で売り上げ成長は続いたが、固定費の増加などで営業利益が減った。
両社は商品の差別化などを通じて競争力を強化。業界関係者は「市場の飽和に伴い売り上げが停滞しているので、差別化商品などによるコンビニ業界の競争はさらに激しくなるだろう」と見通した。
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