人事の課題をIT(情報技術)で解決する韓国のHRテック企業「インクルート」は7日、会社員870人を対象に「短編動画視聴状況」を調べたアンケート結果を公表した。それによると、7.4%が短編動画中毒になったと答えていた。彼らが利用するプラットフォームは「ユーチューブ」「インスタグラム」の順だった。
自分が短編動画中毒だと答えた回答者の年次、年齢帯、性別をクロス分析してみた。「中毒だ」と答えた会社員の年次を比較すると、3~5年目が40.4%で比率が最も高かった。続いて▽6~8年目(33.0%)▽0~2年目(29.7%)――の順だった。
年齢別にみると、20代の回答者の48.9%が「中毒だ」と答え、全年齢層の中で最も高い割合を示した。続いて30代の30.8%が中毒だと答えた。
性別では男性21.0%、女性35.4%が「中毒」だと答えた。
平日の短編動画の視聴時間については、30分~1時間見るという回答者が25.3%で最も多く、10~30分(23.1%)、1~10分(17.7%)が後に続いた。
週末の場合は、30分~1時間が21.8%で最も高く、1時間~2時間(19.9%)、10分~30分(19.2%)が後に続き、全般的に平日より視聴時間が増していた。
短編動画を視聴する場所としては、家が53.3%で最も高く、次いで「場所を選ばずに見る」という回答が22.2%だった。公共交通機関は19.9%だった。
短編動画を視聴するプラットフォームとしては「ユーチューブ」が63.9%で最も多かった。続いて、インスタグラム(23.2%)が多かった。ティックトック、ツイッター(現X)、ネイバー、カカオは一桁の割合を示した。
短編動画を視聴する理由としては45.1%の回答者が「短い時間に多くのコンテンツを見ることができる」と答えた。続いて32.3%の回答者が「特別な理由はなく習慣的に見る」と答えた。
では、会社員はどんなコンテンツを主に視聴するのだろうか。 過半数に近い46.3%の回答者が「芸能など放送クリップ」を選んだ。続いて「動物映像」(11.4%)、「特定クリエイターの映像」(10.8%)を選んでいた。
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