韓国・済州で「脂身サムギョプサル」による騒動が起きて以来、各地で似たような被害を体験したという書き込みがオンラインコミュニティで拡散している。
オンラインコミュニティ「ボベドリーム」に2日、「最近、脂身サムギョプサルがあまりにもホットなので、私も取り上げてみる」という投稿があった。
そこには韓国のある飲食店で出された肉の写真が添付された。投稿者が店員に「1人前、1万6000ウォン(1ウォン=約0.11円)で、肩ロースは状態が良いが、このサムギョプサルは良好なのか」と指摘すると、店員は「私たちの客はこういうのが好きだ。何が問題なのか」と言ったという。
また同じ日に別のネットユーザーも「脂身の多い肉を食べた」としたうえで「最近、脂身豚肉がホットですね。私も投稿してみます」というタイトルの書き込みをした。
この日、釜山でも脂身サムギョプサルを経験したという内容の書き込みが掲載された。
投稿者は「済州島の記事を見て釜山にある焼肉店も劣らないので、撮っておいた写真を載せる」として写真を公開した。
脂身のサムギョプサルの状態を見たネットユーザーたちは「消しゴムとして使えばよく消えますね」「板を拭く脂身よりもっと丈夫ですね」などの反応を示した。
韓国では以前から「脂身サムギョプサル」騒ぎが続き、1月には農林畜産食品省は小包装サムギョプサルの場合、脂身を1cm以下、オギョプサルは1.5cm以下に管理するよう推奨する「豚肉品質管理マニュアル」を配布した。また、該当マニュアルは、脂肪の多い部位は除去するか、廃棄を検討することを勧告する。
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