韓国で、ある大学生が共有のキックボードに乗っていて転倒し、血まみれになる事故が起きた。
オンラインコミュニティ「ボベドリーム」に4月29日、京畿道の大学で起きた事故現場の写真が上がってきた。
投稿したA氏はバスの運転手。「バスから学生たちを降ろして歩いてキャンパスを一周していると、どこかで鉄が割れる音と女子学生の悲鳴が聞こえた」という。
びっくりしたA氏が音の出た方角をみると、全身血まみれになった女子学生がいた。共有キックボードに乗っている途中で転倒したようだった。
さらに「この女子学生を助けようと周囲から学生たちが集まったが、どうしていいかわからない様子だった。私がポケットから非常用ウェットティッシュを取り出して渡し、すぐに119番通報した」と明らかにした。
女子学生はひどく負傷しており、頬骨(きょうこつ)がひび割れ、両肘や手のひらから血がどくどくと出ていたという。「頭痛を訴えており、脳震盪の疑いもあった。顔が血まみれだったが、傷跡が残らないことを願いたい」。A氏はこう訴えている。
ネットユーザーからは、「共有キックボードをなくすべきだ」「キックボードに乗って怪我をしても、お金がなければまともに治療も受けられない」「安全保護具が未着用だったようだ」などの声が上がった。
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