韓国・済州(チェジュ)の有名焼肉店が脂身だらけのサムギョプサルを出して批判された問題を受け、脂身をめぐる論争が韓国で活発化している。
オンラインコミュニティ「ボベドリーム」に4月29日、「済州のサムギョプサルを狙撃する」というタイトルの投稿があった。これは、済州の有名レストランで「脂身の塊に約15万ウォン(約1万7100円)も払ったのに脂身だらけのサムギョプサルが出された」という、同じコミュニティでの被害の訴えを受けたものだ。
これを見た肉屋の店長は有名レストランの経営者に向けて「肉の多いお肉、正常なお肉がどんなものか見せれば、経営者は文句を言えなくなるだろう。あれは脂肪の塊だ、肉じゃない」と書き、2300以上の「いいね」が付いた。
その後、店長は「このサムギョプサルが韓国の平均的なものだ」として写真数枚を添付した。そこには脂肪と赤身が適度にまざったおいしそうな肉が写っていた。
そして「済州の店は肉も、客に応対する態度も、価格も、基本ができていない。商売をしようとするなら基本は備えるべきだ」と厳しく忠告した。
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