韓国を2023年に訪れた外国人患者数が過去最高の60万5768人となり、2022年の24万8110人から2.4倍(144.2%)に増加したことが保健福祉省の調べでわかった。
韓国に居住していない外国人で、健康保険加入者や被扶養者ではない状態で診療を受けた患者を集計した数字だ。
外国人患者数は2019年まで年々増えていたが、新型コロナウイルスが流行した影響で、2020年には急減した。その後3年間で再び増加が続いた。
2023年の外国人患者の国籍を見ると、日本(31%・18.8万人)が最も多かった。これに中国(18.5%・11.2万人)、米国(12.7%・7.7万人)、タイ(5.1%・3万人)が続いた。同省は「日本は整形・皮膚科の患者が大きく増加した」と説明した。
診療科目別では、皮膚科(35.2%・23.9万人)が最も多く、整形外科(16.8%・11.4万人)、内科(13.4%・9万人)、検診センター(7.4%・5万人)の順だった。
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