日本の女子プロレスラー、小橋マリカが自身のX(旧ツイッター)で「韓国には救急車がない」と誤った発言をし、このほど、謝罪に追い込まれた。
小橋は先月31日、京畿道金浦市(キョンギド・キムポシ)で開かれた「第34回新韓国プロレス」のタイトルマッチに出場。勝利したが、試合中に頭を殴られ、脳震とうを起こした。
その翌日、小橋はXで「救急車を要請したら主催者側が『韓国には救急車がない』と言った。他の車で病院に運んでほしいとお願いすると『お客さんを見送るのが先だ』と言われた」を運営を批判。「二度と新韓国プロレスの大会には出ない。チャンピオンベルトも返却する」と憤った。
日本のメディアは「韓国のずさんな安全管理体制」を批判。ネットユーザーらも便乗し、騒ぎが広がった。
ところが、新韓国プロレスのユン・ガンチョル代表は2日、自身のSNSに「正確ではない事実が日本で記事化され遺憾だ。誰も韓国に救急車がないと言っていない」と反論。「小橋選手をむやみに動かすと危険だと判断し、119を呼んだ。事故は残念だが、偽りの情報で韓日プロレス交流に水を差してはならない」と主張した。
これを受けて小橋は3日、「韓国に救急車がないという発言は誰かに伝えられた話で、ユン代表や関係者の発言ではなかった。誤った情報を基に発言したことを謝罪し、発言を訂正する」と前言を翻した。
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