2024 年 11月 24日 (日)
ホーム経済不動産1.5億→998万ウォン…ソウルの「安値」商店街、売り殺到

1.5億→998万ウォン…ソウルの「安値」商店街、売り殺到

ソウル東大門のある大型複合ショッピング商店街内に貼られた案内文(c)news1

ソウル一帯のショッピングセンターが老朽化して商圏の役割を終え、賃貸価格が下落している。競売市場では流札を繰り返し、鑑定価格の何分の1という安値で売却される事例が相次いでいる。

不動産競売専門業者ジオークションによると、今年(1月1日~3月29日)に入ってソウルで店舗、商店街の競売件数は99件あった。このうち91件は1~13回の流札を経ていた。

東大門(トンデムン)周辺の主要店舗も競売による安値での売買が相次いでいる。ソウル・乙支路(ウルチロ)の東大門ファッションTV(現ロッテピットイン東大門)ショッピングモールの場合7件が競売にかけられたが、いずれも3~8回流札になった。

この商店街では鑑定価格1億9000万ウォン(約2130万円)の店舗が8回の流札の末、16.8%の3188万ウォン(約358万円)で落札された。

近隣のショッピングモールでも5回の流札の末、鑑定価格700万ウォン(約79万円)の店が246万ウォン(約28万円)で落札された店や、同じく5回の流札を経て鑑定価格2400万ウォン(約269万円)が787万4000ウォン(約88万円)に下がった物件があった。

ソウル市九老区テクノマート地下2階のA商店街(2.2平方メートル)とB商店街(2.1平方メートル)もやはり7回目の競売でそれぞれ鑑定価格の23.6%、22.3%の価格で売れた。

特に鑑定価格10%以下で落札された「超悪性売り物」も出てきた。ソウル市鍾路区(チョンノグ)の地下1階の商店街は、鑑定価格が1億5200万ウォンに達したが、13回も流札となり、鑑定価格の6.5%の988万ウォンで売られた。

(c)news1

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