韓国・済州を訪れた観光客の旅行満足度は概ね高いが、価格満足度は相対的に低いことがわかった。
済州観光公社が3月28日発表した「2023年済州訪問観光客実態調査結果」によると、済州島への韓国客の全般的な満足度は4.08点(5点満点)で、前年より3.95点より0.13点上がった。回答者の95.8%が再訪問したいとの意思を示した。
分野別に見ると、観光地としての魅力度は4.49点で、最も高かった。続いて食べ物が4.36点、宿泊施設が4.35点の順で高かった。
一方、公共交通機関(利便性、サービスなど)と旅行経費(価格、観光地物価)はそれぞれ3.39点と3.14点で、前年の3.45点、3.16点より下がった。
韓国人観光客の95.9%を占める個人旅行客の1人当たりの総支出費用は66万3705ウォン(1ウォン=約0.11円)で、前年(67万2966ウォン)比で9261ウォン減少した。
個人旅行客の支出費用項目は、飲食費(19万4179ウォン)、航空・船舶料(14万9743ウォン)、宿泊費(12万7171ウォン)、ショッピング(9万9021ウォン)、車の賃借(4万5496ウォン)の順だった。滞在日数は平均3.65日(3泊4日)で、前年比で0.5日減少した。
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