持ち込み飲食を禁じている韓国のクッパ店に、ホンオフェ(アンモニア臭のある発酵させたエイの刺し身)を持ち込んで食べたうえ、暴言を吐いた客に対する非難が殺到している。自営業者オンラインコミュニティ「痛いから社長だ」にこのほど、関連の投稿があった。
経営者によると、ある日曜日の昼、ピークの過ぎた時刻に10人の団体客が大きな発泡スチロールの箱を持って入ってきた。箱の中にはホンオフェが入っていたため、経営者は「持ち込み飲食はできません。ホンオフェを食べるなら入らないでください」と忠告した。客は「食べない」と言い、箱を床に置いて7500ウォン(1ウォン=約0.11円)のクッパ10杯を注文した。その後、店長は従業員に任せて買い出しに行った。
しばらくして、従業員から電話があり、「客がホンオフェを取り出して食べている。注意しても耳を貸さない。早く戻って来てほしい」と涙声で話した。
店長が戻ると、店にはすでにホンオフェのにおいが立ち込めていた。
店長「食べないようにと言ったじゃないか」
客「冷やしたものなので、くさくない」
店長「店を出る時にはにおいを全部消して行ってほしい。ここはクッパ屋で、ホンオ屋ではない」
客「においは消していく」
食事を終えた客が次々にそのまま立ち去ろうとしたため、店長が「消臭剤を買ってきて、においを消していくように」と再度要求した。
すると、客の一人が実際に消臭剤を買ってきて、店の中に振りまきながら「ちくしょうめ。謝ったのに、なぜ受け入れようとしないんだ」と叫んだ。
店長が「いつ謝罪したんだ。『ちくしょう』が謝罪か」と言うと、客は店長の顔に向かって5回ほど噴射した――。
この投稿を読んだネットユーザーから「そんな客が来るのではないかと怖い」「他人事とは思えない」「ホンオフェのにおいが嫌いな私は想像もできない」「とても悔しいだろう。どうか体と心を落ち着かせますように」などの反応を示した。
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