2024 年 11月 28日 (木)
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「中国ネットユーザーよ、韓国映画をあざ笑う前に“盗み見”やめよ」…かの韓国学者が逆ギレ反論

映画「破墓」=ソ・ギョンドク教授チーム提供(c)NEWSIS

韓国映画「破墓(パミョ)」の漢字タトゥーに対し、中国のネットユーザーが「滑稽だ」と嘲笑しているのに対し、韓国誠信女子大学のソ・ギョンドク教授が「それなら映画を盗み見するようなことをするな」と批判し、神経戦が続いている。

米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)で公開された映画「破墓」は韓国の観覧客800万人を突破した。海外ではモンゴルを手始めに133カ国に販売と封切りが確定した。

最近、中国のSNSで映画「破墓」に対してあざ笑う書き込みがアップされ始めた。

中国のあるネットユーザーは、X(前ツイッター)に「破墓」の俳優たちが怒りを避けようと顔や体に刻んだ漢字についての書き込みをした。

内容は「中国では顔に文字を書いたり刻む行為が非常に侮辱的で屈辱的な行為だ。韓国人は、自分たちは漢字を知らないくせに、それを顔に書いている。本当に滑稽だ」とからかった。

この書き込みは、再生回数約600万回を記録し、議論になっている。

ソ・ギョンドクソ氏は「ここ数年間、韓国のドラマや映画が世界の人々に大きな注目を受けているため、中国のネットユーザーの劣等感は日増しに強くなっている。もちろん健全な批判は良いが、中国のネットユーザーに一つ忠告をしたいのは、今からでもK-コンテンツをこっそりと盗み見ないでほしいということだ」と強調した。

また「今まで『ザ・グローリー』『イカゲーム』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』など世界で人気のあるコンテンツを違法にダウンロードして“泥棒視聴”することが習慣化してしまった。俳優の肖像権を勝手に使い、偽物グッズを作って販売して自分たちの収益にする。何よりもこっそり盗み見して堂々と評価までしている」と指摘した。

そのうえで「K-コンテンツについてつべこべ言うのではなく、他国の文化を尊重する姿勢を先に学べ」と述べた。

(c)NEWSIS

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