人工知能(AI)が人間に取って代わることができる職業として医師の確率が高いという結果が、韓国銀行が昨年出した報告書「AIと労働市場変化」に盛り込まれた。
医師らはこれまで医療用AIは誤診が多く、医師がAIに働き口を奪われることはないと主張してきた。確かに現在の手術ロボットは医師の動きをそのまま再現して手術を進めたり、手術の精度を高めたりできる水準にとどまっている。
しかし、医療ロボット産業は発展を続けており、今後AIを基盤に判断して自律的に手術を進めるロボットが登場する可能性が高い。
外国メディアによると、すでに医師の介入なしに自律的に皮膚縫合手術が可能なロボットが開発された。
このように人間の介入を最小限に抑えた自律手術が現実化すれば、医師の仕事量を減らすことができる。
先だって米国ウィスコンシン・マディソン大学の共同研究チームがたんぱく質を設計できるAIロボットを開発したと報じられた。
AIロボットは手術だけでなく、新薬開発にかかる時間と費用を画期的に減らすことができる時代が来そうだ。
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