韓国で果物・肉など生鮮食品に比べて価格変動幅が小さいとされている加工食品まで値上がりし、消費者の負担が重くなっている。2月の消費者物価は前年比3.1%上昇だが、加工食品の値上がりの影響も小さくないと見られる。
韓国消費者院の統計によると、多消費加工食品27品目のうち19品目は2月の販売価格が前月に比べて上昇した。シリアルは10.7%上昇し▽おでん9.6%▽コチュジャン8.8%▽即席おかゆ5.2%▽ソーセージ4.1%▽味噌3.9%――などが続いた。
価格が下落した加工食品は8品目。チーズが-4.9%で最も大きく下がり▽カニカマ-4.5%▽醤油-3.6%▽即席ご飯-3.4%▽焼酎-2.4%――なども下落した。
集中管理品目7品目では4品目が値上がりした。トイレットペーパーは5.0%上昇し、ラーメンも1.2%上がった。値下がりした品目では食用油の-3.9%が最も下落幅が大きかった。
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