韓国ネイバーがサムスン電子と提携し、ロボット大衆化時代を開く。世界初のウェブベースのロボット専用運営体制(OS)を作ったネイバーは、サムスン電子と非公開業務協約(MOU)を結び、ロボット生態系の構築に協力する。
ウェブプラットフォームベースロボット専用OS「アークマインド」(ARCMind)は、ウェブプラットフォームに存在する数多くのアプリケーションをロボットサービスでつなげることができるようにサポートする。ロボットの制御・認知・移動のための専用ウェブアプリケーションインタフェース(API)も含む。
アプリマーケットでアプリをダウンロードしてスマートフォンで多種多様なサービスを利用することを考えれば簡単だ。スマートフォンを使うようにロボットで使いたいサービスがあれば、アークマインドで関連APIをダウンロードすれば良い。
パソコン、スマートフォン中心のウェブプラットフォームをベースとするOSは、物理的空間で認知、移動動作などを遂行するロボットの特殊性とハードウェアを反映するのが難しかった。
アークマインドはウェブ生態系のソフトウェアをロボットサービスにつなげ、さまざまなロボットハードウエアも直接制御できるように最適化されたウェブAPIを提供するのが特徴だ。
ネイバーラボのペク・ジョンユン責任リーダーは「ロボットサービス駆動のために従来は『ロボット開発者』が必要だったが、アークマインドがあり『ウェブ開発者』ならば十分な時代になった。ロボットに必要なサービスも別に開発して適用しなければならなかったが、今後はウェブ上の数多くのアプリをロボットにつなげるだけで良い」と説明した。
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